nurembergの日記

妊娠出産諸々の記録

妊娠中の記録 4-8週

4-8週 (2015年 2月~3月)
 
真冬、23時くらいに真っ暗な駐車場の階段を下りようとしたら
右足の付け根に激痛。やっちまったか?腰が死んだのか?整体行かなきゃ、
でも全然行ける日がない、、、と思っていたら違った。
 
数日後、1年ぶり3度目の妊娠が判明。
8週、10週での初期流産を2年連続で繰り返して、その後1年何ごともなく過ぎてしまった後だった。
子どもは欲しいけど、治療をするほどの熱意は無く、生活を変えることが億劫だ。
過去の流産で、禁煙も挫折、毎日酒を飲んでタバコを吸う生活。
喫煙所コミュニケーションで色々なお願いごとを通すことが日常。
でもいよいよ年齢が迫ってきて、今年度一杯何もなければ、
仕事を調整して治療に通うか、、、と区切りをつけていた矢先だった。
 
 
過去の妊娠時にお世話になっていた近所のクリニックでは
「次に妊娠したら、おまじない代わりにバファリン飲んでみようか」と言われていた。
バファリン81 市販のバファリンとは別物。
不育症の適用で、胎盤の血流を良くする効果があるとか。
同じクリニックで胎芽の確認をしてもらい、薬を出してもらった。
調剤薬局で、「妊婦さんなんですよね?」と確認される。
病院にも確認の電話。丁寧でいい薬剤師さんだなーと思った。
「妊婦さん」、全然実感わかない。
 
7週で、元々予定していた温泉旅行へ。
温泉は妊娠の禁忌じゃないと分りつつも、温泉 妊娠で検索しまくった。
貧血にさえ気を付ければいいのだ。
 
1回星野リゾートに行ってみたくて、界日光。元々あった宿のリフォームぽい。
4月頭はまだ雪が残っていて、中禅寺湖が部屋から見えて、とても美しい。
日~月曜日の1泊だったので、幸い人がほとんどいなくて大浴場貸切状態。
温泉に入ると確かにいつもよりのぼせやすくて、すぐに結構大げさな目まいがした。
他に人もいなかったので、少し入って上がって休んでを好きなように繰り返した。
体調がこうしてどんどん変わっていくんだなーと思った。
 
8週、心拍確認までなんとかきた。
動いているエコー画像を見て深呼吸をする。嬉しさより不安が大きい。
あの心拍が、前みたいにいつか突然止まってしまうかもしれない。
ダメで元々、と言う気持ち半分で1週間が過ぎる。
普通なら次の診察はもっと先だが、他の病院へ移る12週まで、
毎週超音波で心拍を確認してくれることになった。
 
仕事は期末期初で忙しさのピーク。
底冷えする自席で遅くまで仕事をすることも多く
やばいなあ、なるべく早く帰りたいなあ、と思いながら仕事してたら
一緒に作業していた人に突然キレられたことが忘れられない。
理由を言うつもりもないし、別に恨んでないけど
この先も大変だなあ、こうして何事もなかったようにまたダメになるのかな、
と暗い気持ちになったのを覚えている。
2度目の流産の時に、仕事の都合で何人かに事前に話す必要があって
結果としてその後のことも話さねばならなくなり、精神的に負担だった。
だから安定期に入るまで人には言うまいと思っていた。
 
大好きな飲み会も基本パス。
でも人に会わないと腐ってしまいそうで、どうしてもご飯一緒に食べたいときは
車で来ちゃったんで、という理由でノンアルコールビールで通した。